LCK
DAMWON KIA
トップ Khan/Casy
ジャングル Canyon
ミッド Showmaker
ボット Ghost
サポート BeryL
ジャングル Canyon
ミッド Showmaker
ボット Ghost
サポート BeryL
2020年WCS優勝チーム。
トップのNuguriがFPXに移籍し、DaenyとZefaという優勝の原動力となったコーチもT1に移籍、代わりにそのFPXからKhanが移籍し、名コーチとして知られるkkOmaがLCKに帰ってきた。Khanは以前と比べると衰えたという評価が一定であり、間違いなくベストトップだったNuguriの代わりが務まるのか、と不安視されているが、少なくても年末に行われたKeSPA Cupでは、以前のように単独でハードキャリーする姿はないにせよ、チームを下支えするベテランとして存在感を発揮しているように思える。
他の4つのロールは2020年と変わらず、相変わらずの最強チーム候補。
T1
トップ Canna/Zeus
ジャングル Cuzz/Ellim/Oner
ミッド Faker/Clozer
ボット Teddy/Gumayusi
サポート Keria
春は優勝したものの、夏はこれといったメンバーが定まらず、WCS進出を逃してしまった。DRXからKeria、DWGからDaenyとZefaという超有能コーチを引っ張ってきたが、2021年もKeria以外絶対的なレギュラーが見当たらないといっていいだろう。
しかし、Zeus,Oner,Clozer,Gumayusi,KeriaといったLCKでも屈指の有望株を抱えており、非常に将来性といった面で期待の持てるチームである。さっきの行で素晴らしいトップレーナーであるCannaをレギュラーとしなかったのは、Zeusの評価が非常に高いらしいため。
やはり鍵は最も今年苦しんだジャングラーを固定できるか、だと思う。
その他
Gen.G,HLE
LPL
Top Esports
トップ 369
ジャングル Karsa
ミッド Knight
ボット Jackeylove/Photic
サポート Zhuo/yuyanjia
2020WCSの優勝チーム候補だったが、369の浮き沈みの激しさ、IG時代にも増してゲームを投げるようになってしまったJackeyLove、試合中存在していないに等しいyuyanjiaといったメンバーの不調によってベスト4に終わってしまった。
フロントもファンと同じ気持ちだったのか、最も穴だったサポートを補強するためにWEのAcademyチームから有望株であるZhuoを獲得し、B/Pがよくないと言われていたヘッドコーチのCrescentの代わりにFPXからWarHorseを獲得した。
年末に行われたDemacia Cupでは、中盤以降の圧倒的な力を見せ優勝したが、一つ懸念なのが今年明らかになったTESの弱点であるチーム全体のフィジカルで上回れないチームに対しては中盤以降ゴリ押しができず、また序盤のスノーボールが他のトップクラスのチームに比べて得意ではない、という点が改善されているか不明であるということ。
もっとも、現在のTESより明確にフィジカルで優れたチームは存在しないと言っていいため、改善点はあるにせよ相変わらずの優勝候補だと思う。
FunPlus Phoenix
トップ Nuguri
ジャングル Tian
ミッド Doinb
ボット Lwx/Prince
サポート Crisp
2019WCS優勝チーム。Khanを獲得し最強チームではないかと言われたが、Doinb以外の不振が目立ち、WCS進出を逃してしまった。
結局Khan,Gimgoonを放出し、Nuguriを獲得した。Nuguriは去年も獲得寸前までいったらしく、1年越しに念願が叶ったといえる。
Demacia Cupを見て気になった点はLwxのポジショニングの悪さという致命的な欠点が改善されていないこと。チームもこれを重く見たのかLCKの有望株であるPrinceを獲得した。最もNuguriがコロナの関係で出場できていなかったため、この大会でこのチームを真価を測ることはできなかった。
余談ではあるが、もしPrinceがスタメンで出るとなると、3KRとなる。これに対して中国内の世論はかなり否定的らしい…
その他
SN,JDG,IG,EDG,BLG,WE,V5
LEC
G2 Esports
トップ Wunder
ジャングル Jankos
ミッド Caps
ボット Rekkles
サポート Mikyx
LEC歴代最強チームであるG2だったが、今年は去年と比べると不安定な姿が見え、CapsとMikyxは相変わらずの存在感を見せたが、チームの敗北を防ぐことはできなかった。
今オフはPerkzを放出し、なんとFnaticからRekklesを獲得した。Rekklesは今年非常にメタに合っており、安定感のあるユーティリティADCとして、あのTES相手に勝利寸前までチームをキャリーしていた。
このチーム最大の問題は年齢。特にジャングルのJankosは今年の夏以降、明らかに力が落ちた姿を見せている。Caps以外のメンバーも決して若いとは言えず、もしかすると来年がWCS優勝のラストチャンスとなる可能性が高い。いくらCapsが上手いといえど、いまのLoLでミッド1人でキャリーするのも限界がある。
その他
FNC,RGE,MAD,S04
LCS
Team Liquid
トップ Alphari
ジャングル Santorin
ミッド Jensen
ボット Tactical
サポート CoreJJ
チームの明確な穴であったImpactとBroxahを放出し、LECベストトップのAlphariとNAジャングラーとしてはBlaberについで優れているSantorinを獲得した。
単純に2020年と比べてグレードアップであり、惜しくもベスト8を逃すという結果を見ると、念願のWCSノックアウトステージ出場も全く夢物語ではないように思える。
大きな懸念はまずミッドのJensen。2019年以降年齢の問題かレーン戦の強さがなくなるなど明らかな衰えが見えること。次にCoreJJ。ずっとチームをキャリーしているスーパープレイヤーだが、Jensen同様やはり年齢の問題があると思う。
そして何よりコーチ。AlphariとSantorinを獲得した以上、選手のプールにB/Pの問題を押し付ける事はできないと思う。勝ち筋としてもJensenかCoreJJがキャリーする以外何もなかったチームだが果たして…
Cloud9
トップ Fudge
ジャングル Blaber
ミッド Perkz
ボット Zven
サポート Vulcan
2020年春はアナザーレベルといえる圧倒的な強さを見せたが、残念なことにMSIが中止になり、夏は中盤以降メタにうまく適応できずなんとWCS進出まで逃してしまった。
オフにNisqyとLicorice、そしてLCSベストコーチと言われたReaperedが退団、代わりにG2のスタープレイヤーであるPerkzを獲得し、有望株と言われているFudgeがアカデミーチームから昇格した。
鍵となるのはLicoriceを放出してまで昇格させたFudgeがどれほど力を発揮できるのか、新ヘッドコーチであるReingoverがReaperdの代わりを務めることができるのかという点。現状TLのロースターに対抗できるのはC9だけのように思える。
その他
TSM,100T
2021年のLCSは例年と比べ新人が多く、それなりに楽しみである。