2017年6月1日木曜日

LJL 2017 Summer 開幕前予想

LJL 2017 Summer 開幕前予想

突発的にやりたくなったのと、他のリーグよりは網羅性が高くなるかなぁと思ったので

1位 RPG

Top:Evi
Jungle:Tussle
Mid:Ramune
ADC:YutoriMoyashi
Sup:Dara

春の決勝、見事DFMを3タテし、もはや王者はDFMではなくRPGと言って差支えない、そんな時代が来つつある

Mid以外、LJLトップクラスの選手を揃えており、春と同じスタメンだけあって、コミュニケーション面も問題ないと思われる

YutaponがADCに転向し、TakiがLCKに行ったのも、追い風であろう、繰り上げの形にはなるが、現状TopでEviに1vs1で勝てる選手はMayZ以外存在しないと言ってもよいかもしれない

問題はMid、春はKoreanがREMINDだけであり、Cerosと比べると少しパフォーマンスは落ちるものの、他の選手とは対等以上に1vs1を行うことができていたが、今期はRJとBCがMidにKoreanを揃えており、さらに言えば、Summer Promotionを見る限り、BCのHollisはとんでもない選手であることはまず間違いない

正直なところ、メカニクスやプールで見ても、現状、韓国人3人やCerosには劣っているし、Midが弱いのは、他のレーンに比べても、負けに直結する可能性が高い

例を挙げれば、2017 NA SpringのTLであり、JungleのReignover、ADCのPigletは文句なしのワールドクラス、TopのLoulro、SupのMattも悪くない選手である、ではなぜこのチームが降格戦にまで追い込まれたのかと言えば、MidのGoldenglueのパフォーマンスが最悪だったからであり、PigletがMidを務める始末であった

LJL3連覇に向けて、カギを握るのは間違いなくRamuneである

2位 USG

Top:apaMEN
Jungle:Neo
Mid:REMIND
ADC:Haretti
Sup:Enty

新韓国人2人を迎えたSpring、2016 Summerを払拭するような暴れっぷりでDFMとRPGの牙城に食い込み、セミファイナルで惜しくもRPGに敗れるものの、正直なところ、DFMより完成度は高く感じた

REMINDの離脱が噂されていたものの残留、春は、後半になるにつれてどんどん良くなってきており、変わらないメンバーで臨むとなれば、さらなる躍進が見込めることだろう

懸念はやはりTopのapaMEN、100回くらい言っているとは思うけど、彼がいる限り、100%ワールド出場はありえない、理由は単純で、世界クラスの選手に通用するとはとても思えないパフォーマンスしか発揮できていないことである

春も、EviやYutaponに全く勝てず、特にセミファイナルはレーンフェイズで全敗し、準決勝敗退の大戦犯となってしまった

レーンが弱い、ならTPや集団戦がよいというわけでもない

既に何年もプレイし続けているベテラン選手であり、上積みは望むべくもない

本当にUSGが世界を目指すなら、彼を外さないと、厳しいと言わざるを得ない

もうひとつ、今シーズンはともかく、今後REMINDが抜けるようなことになったあと、どうするのか、という問題である

REMINDが出場しなかったRound10、まさかのSCARZに1本取られてしまい、いかに彼の存在が大きかったのか、というのを大きく示す結果となってしまった

早期にWorldを進出を決めない限り、Takiのように海外に引き抜かれる可能性も普通にあり、負担を減らすという意味でも、彼以外にもう一人、チームをキャリーできるような選手が出てきてほしいところである

3位 DFM

Top:Paz
Jungle:Steal
Mid:Ceros
ADC:Yutapon
Sup:Vivid

まさかの2期連続の優勝を逃してしまう結果に終わり、大幅なチーム改革に着手した

その目玉がYutaponのADC復帰であり、これは、彼でなければYutoriMoyashiに対抗できない、という判断なのだろう

そのYutaponの代わりにTopを務めるのがPaz、1からJungleで育成するつもりで、まるまる1シーズン、彼に費やしたといってよかったのが、すぐにTopへ再々転向することとなった

去年のRPGでのパフォーマンスを見ても悪くないし、少なくともJungleに置かれるよりは100倍マシであるが、本人が、「自分がTopでやり続けても伸びしろがない」、と語っており、だからこそJungleに再転向したのであって、そこのところどうなのだろうか

ShrimpもNAのDIGに復帰し、空いたJungleには元KT(2016)サブのStealが入った

あのKTのサブに食い込めるぐらいの実力なので、メカニクスの高さは疑いようがないものの、Catchが抜けた後、ずっと苦しんでいることからもわかる通り、DFMがKRに求めているのはショットコールである

いつだったか、Yutaponがインタビューで、「Catchがいるときは、彼の積極的なプレイについていくだけでよかったが、彼が抜けた後、試合の構築にとても苦労している」と言ったのがとても印象的である

上位3チームで唯一大幅なロースター変更を行っており、コミュニケーション面で不安を抱えていると考え(Steal以外はロールチェンジだけだが)、この順位に置いた

いろいろ見どころはあるものの、やはり、StealがCatch、あるいは彼を超えるパフォーマンスを発揮しながら、チームを勝利に導けるのか、注目である

4位 BC

Top:MayZ
Jungle:Astarore
Mid:Hollis
ADC:Zerost
Sup:Legato

今期昇格を果たしたDNG改めBurning Coreである

プロモーションシリーズではSCARZを圧倒、特にMidのHollisの異常なパフォーマンスの高さは目を引くものがあった

TopのMayZもEvi以外に1vs1で負けるとは考えにくく、彼らを軸に試合を進めていくことになる

問題は、コミュニケーションとBot、特にADCのAkashiの動きはとても不安が残ったが、Zerostを獲得し、ひとまず問題は解決をみたと思われる

彼はもっとも過小評価されている選手であり、チームをキャリーすることは少なくても、負け筋になることは少ない、YutoriMoyashiが良すぎただけである

残る問題はコミュニケーション、特に韓国人2人と上手く連携を取ることができるのか、昇格戦でも、意思疎通に齟齬が生じるシーンが散見された

この課題さえ解決を見れば、上位に食い込むだけのポテンシャルは持っていると考えられる

5位 RJ

Top:Atyamomo
Jungle:WyverN
Mid:Lavie
ADC:NoA
Sup:Yuki

今年の春昇格を果たし、厳しい戦いになることが予想されていたものの、なんとか残留ラインの4位に残ることができた

TaKiがLZに移籍してしまったものの、代わりにLavieを獲得、彼のパフォーマンスは全くの未知数であるものの、大穴に穴が開いているBotにKoreanを割かなかったことからも、かなり期待されていると思われる

昨シーズン途中加入のTakiを見ても、このチームの選手を見る目は侮れないものがある

じゃあなぜ5位かというと、Botが重たすぎるのである、それだけ

6位 7th

Top:SatoRy
Jungle:Savage
Mid:Broooock
ADC:Rokenia
Sup:ThintoN

2016 Summerを境にどんどん弱体化が進んでしまっている7th、今期もShinmoriやEstelimが就職のためにチームを離れ、代わりにBroooockが入ったものの、去年の夏のプレイを見る限り、期待できるとは思えない

Tank系しか現状PickできないようなSatoRyにも、今回のミッドシーズンアップデートの変更が向かい風である

唯一、BotレーンはLJL最強であり、Rokeniaがダメージを出せるようになるまでにどれだけ耐えることができるのか、逆にいうとそれぐらいしか勝ち筋が見えず、非常に厳しい、現状最下位に最も近いチームである

総括

上位4チームのどこも優勝の可能性があり、混戦だった春よりも、さらに面白くなることは間違いないと思う

逆に言えば、どこのチームも不安要素を抱えており、これを早期に解決できたようなチームが、いち早く抜け出すのではないのだろうか

特に、Burning Coreには期待しています